まんまる保育園

やっと私の時代が来たのかも

こんにちは、園長でございます。

突然ですが

お店の中って、基本、店内放送が流れてますよね?
音楽だけでなく、お客に伝えたい情報とかが延々と流れていたり。

先日ブックオフにいたときに、意識してたわけではありませんが、ふと店内放送が耳に入って来まして。
「ブックオフでのアルバイトは髪色・髪型が自由になりました!おしゃれしながら働けます!」
と言っていたようでした。

「へ~髪の毛なんかにもルールがあるんだ?」と軽く驚きながらも、「CMではあのちゃん使ってるのに?」と素朴な疑問も。

私の感覚では、職場での髪の毛とか服装とかについては、仕事内容に支障をきたす場合を除いては、その人の感性に任せるべきものです。

なのでまんまる保育園では、大人も子どももほぼほぼ自由です!

どうして「ほぼほぼ」かというと、大人については「保育の邪魔や障害になる」場合と、子どもについては「危険が予測される」場合に限ってはダメ出しされる可能性があるからです。
そしてその場合も、単純にルールとして決めるのではなく、毎回検証した上で「この場合のこれは変えてください」と伝えるようにしています。

まんまるでは、大人も子どもも髪色については創業当時から完全に自由なので、私は運動会の時に赤にしましたし、ひろちゃんは少し前は青でした。
みっちゃんも以前は一部がピンク色でした。

服装についても、制服はもちろんありませんし、仕事用エプロンも着脱を含めて自由です。
決まりのようなものがあるとするならば「不潔でない動きやすい服装で」ということだけです。
っていうよりも、髪色とか服装なんて自分で考えて好きにすればればいいと思いません?
そのことでトラブル等があったことは今までに一度もありませんし、クレーム等も一切ありません。

しかし、ならばなぜ、他のところは髪型や服装にルールを設けなきゃいけないのでしょう?

「黒以外の髪色や地味以外の服装に不快感を覚える人が多い」とかでしょうか?

昔はよくいましたが「あんな派手な髪色はダメだよね?」とか「華美な服装は感心しない」とか、疑問も感じずに頭から思っちゃってる人が、もしかしたら今でもまだたくさんいるのでしょうかね?

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ワタクシ音楽やってたってのもあり、高校生の頃は金髪にしていました。

その頃は今よりももっと世間の風当たりも強く、学校ではさんざん怒られ、街では露骨に嫌悪感のあるまなざしを向けてくる人たちもわりと普通にいましたし、髪色を理由にヤンチャ方面の人たちから路上でからまれたこともありました。
ですが当時バイトしていた寿司屋では「しょうがねえなぁ、じゃあ手拭いでも巻いとけ」と、軽めな反応だったのが意外に思ったことを憶えています。

いま振り返って考えれば、この寿司屋の社長の反応は、至極まっとうなものだったと思えます。
高校生のバイトはカウンターに立つわけでもなく、お客さんと顔を合わせるのは出前を届けるときくらいなので、当時としても、業務面に限って考えるならば客商売でも気にするほどのものではないのです。
現代で例えるならウーバーイーツのお兄さんの髪色を気にするようなものですが、お客さんの感覚が今とは違います。たまたまクレームが入らなかっただけかもしれませんが、合理的な考え方の社長で助かりました。

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そんなブックオフの数日後、こんどは「たまや」で冒頭画像のようなポスターを見かけました。
内容的にはブックオフ同じようなことですが、こちらはちょっと表現がおカタめです。

「たまやは従業員の髪色の自由化に取り組みます」
「お客様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします」

って!

髪の毛の色を本人の考えに任すのって、今でもそんなに大変なものなんですか?(笑)


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信頼感が違うのかなぁ…