ウクレレ
皆さんこんにちは、園長でございます。
音楽が好きです。
しかもできれば演奏する方。
5歳のエレクトーンから始まって今まで、ずっと何かしらやってます。
ごく最近はコロナであんまりですが。
ところで皆さんウクレレはご存じですよね?
ギターのちっちゃいのって感じですが、手軽で場所も取らないし持ち運びにも便利です。
しかもコード押さえるのも簡単ですし、演奏しながらだって歌っちゃえます!
そして、何とも言えない良い音がします。
ハワイの楽器だと聞いて「なるほど」って感じのかわいい音です。
保育園にもぴったり!
このホームページのオープニングムービーにも映っていますが、ひろちゃんやさとしくんはウクレレ弾きながら子どもたちと歌っています。
電源もいらないので、海でも山でも公園でも楽しく歌えます!
そんな万能に思えるウクレレですが、人によっては一つだけ難しいかもしれないと思われるところが…
ウクレレはピッチ(音程)がいい加減なんです!
構造自体はアコースティックギターとほぼ同じなんですけど、やっぱり小さいからですかね?
押さえるポジションや指の形などによってはどうしてもキチッとは合いません。
ですが、それもウクレレです!
見た目や音質だけでなく、実はそのアバウトな音程の和音が前述のハワイ感を演出するのにも一役買っているように思います。
「細かいところにこだわらない」という南の島特有のイメージです。
「日本人気質」なんてことも言われますが、確かに、「細部は雑だけど少し離れて見たらバランスがいい」とか「理由はよくわからないけどなんとなくいい感じ」みたいな感覚を捉えるのが苦手という人は多いような気がします。
ですが、そんな人たちも、ウクレレに馴染むことで自分の世界が広がるかもしれません。
仕事上のことでもそうですが、近頃は重箱の隅をつつくような細かいことを要求される場面が増えました。
そして、要求される分自分たちも相手に求めるようになり、その感覚はいつしかエスカレートしていきます。
ですが本当は、ほとんどの場面ではそこまでの細かい配慮は必要ないはずですし、細部を気にしすぎることで全体のフォルムがいびつになることを望む人もいないはずです。
「いい加減」も元々はいい加減だったんです。
皆さんもウクレレでいい加減な音楽でも爪弾きながら、いい加減に楽しくやりませんか?