風呂屋のおっさんおケツ噛んだ?
毎度おなじみブログです。
YouTubeを見てますと「日本語ムズカシイ…」と嘆いている外国人の姿をよく見かけます。
よくある理由としましては
※「平仮名」「片仮名」「漢字」と「ローマ字」が複雑に組み合わさっていて、しかもそれらの活用は規則性に乏しい。
※同じ漢字でも読み方が何通りもある。
※送り仮名ってどうなってんの?
※主語、省略しすぎじゃね?
※同音異義語が異常に多い。
こんなところだと思います。
うん、そうですよね。
普段はまったく意識していませんが、日本語って難しいんですよね。
例えば「てにをは」といわれる助詞の使い方なんて、たった一文字で意味から全く違っちゃったり、意味は同じでもニュアンスが違ってきちゃったり、反対の意味になっちゃう場合だってありますからね~
しかもそれを使い分けてるのは感覚だけですから!!
ん、いや。それは私だけかもしれませんけども…
「日本人には裏表がある」というようなことを外国人が言っている場面がよくあります。
「いやいや、そんなことないよ!」と日本人が反論している場面もよく見ます。
ですが、言葉に限って言うならば、日本語の表現には表と裏がありますよね?
っていうか、かつての日本語であれば「重要なのは裏の意味だけ」と言っても過言ではなかったのではないでしょうか?
だからこそ、短歌や俳句や川柳なんかが発達したのではないか、と思うのです。
これらの「世界一短い」と言われている定型詩は、表の字面だけしか見えなければ、なんてことのないものなのかもしれません。
ですがこの詩たちは、その裏側を感じることができる人だけに、素晴らしい景色や感情を揺さぶられる情景など、感性豊かな世界を見せてくれるのです。
話は変わりますが…
いや、変わりません。
日本語には同音異義語が多いのは本当みたいです。
ちなみに、同音異義語っていうのは「同じ読み方だけど別の意味の言葉」ってことです。
日本語の場合は「漢字が違う」ってケースが多いですが、例えば「時」と「朱鷺」みたいな?
それにしてもその多さ「世界有数」ってことのようですが、「こうしょう」という音の言葉は「交渉」や「公証」など48種類の表記があるようです!
これは「日本語の発声する音の少なさによるところが大きいのではないか」ということらしいです。
英語では3000ほどの音数を使うらしいのですが、これは世界では標準くらいとのこと。
で、日本語ですが、その数100音。
少な!!
言語は話し言葉から先に始まるものらしいですが、日本語にもかつては字が無かったようです。
そこで手っ取り早く中国の漢字をあてたようですが、元々のヤマト言葉を「訓読み」とし、元の中国の読み方を「音読み」として、両方とも残ったと。
その後も渡来人や仏教伝来、黒船や明治維新などで新しいものや外来語が増えるわけですが、すべてそれらも100音の中でやりくりしてその都度新しく言葉を作った、と。
これじゃあしょうがないですね~
同音異義語もふえるわけですわ(笑)
ちなみに、今回のお題も実は「風呂屋のおっさん桶掴んだ」が正解です!
なんの正解なのかはわかりませんが…