はやく春を迎えたい~

こんにちは!
園長ブログです♬
お正月あたりにはよく「名ばかりの春ですが…」みたいな挨拶を聞くような気がします。
「名ばかり」ということは、お正月頃はまだ春じゃないということなんだと思いますが、それならば、元旦から一月半も過ぎた2月中旬の今日は「本物の春」なのでしょうか?
いやいや~
それにしては寒くないですか?
天気予報じゃ「最強寒波」とか言ってますし(-_-;)
毎日本当に寒い…
ワタクシ寒さに弱いんですよ~(T_T)
ですが考えてみると、
一年間のスパンでは2月から見て対極にあるのは8月です。
なので、
2月には、8月の「暑さ」と同じくらいの度合いの「寒さ」があって当たり前なのかもしれないな、と思うのです。
ということは、
2月中旬の今日の日が春っぽくないのは仕方ないことなのかもしれませんよね。
だって、8月が秋って認識の人あんまりいないですもんね?
というよりは、
体温越えも珍しくないほどの激暑・激熱の毎日だったと記憶しています…。
ただ実際の季節とは違って、8月は暦の上では「秋」なのです。
なので、
7月までは「暑中見舞い」ですが、8月からは「残暑見舞い」と、挨拶文などには書くようです。
ではなぜ実際の季節と暦上の季節がずれているかというと、
日本では、江戸時代までは「太陰太陽暦」という暦を使っていました。
いわゆる「旧暦」ですね。
ですが明治になって、欧米の「グレゴリオ暦」というものを政府が導入しました。
これが現在の暦(新暦)なのですが、旧暦と新暦には1ヶ月から2ヶ月くらい季節にズレがあったのに、何も修正せずにそのまま変えてしまったようなのです。
明治維新直後の新政府は、何事でも「欧米化」するのに躍起になっていたという話ですが、この季節と暦のズレは気にならなかったのでしょうか?
現代の感覚で考えると相当強引な気がしますが…

旧暦での元旦は、現代の2月~3月中頃。
お盆は、9月中盤~10月後半頃。
これくらいであれば、「春」とか「秋」とか言われても分からなくもありませんよね?

それにしても
現在は明治維新から150年ほど経っているようですが、その間に誰か「そろそろ季節と暦合わせようよ~!」って感じで改善しようとした方はいらっしゃらなったのでしょうか?
単純に不便じゃないですか?
もしかしたらー
政府の強引な変更にみんなが不満で、実は陰ながらいまだに抵抗し続けてる(150年間)とか?

しかしー
明治維新から150年ですか…
意外に近い気がします…